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伊坂 幸太郎「終末のフール」



各章のタイトルのように、若干無理をしている印象。
SFではなく、ヒューマンドラマ。

昨年夏前に、一部で「隕石(?)が落ちる」といううわさがあり、どう過ごそうかとしばし考えたことがある。
問題は、「さいごをどう過ごすのか」ではなくて、「いまどう過ごしているのか」なのだということが、そのときに思ったことでした。
根底に流れるのは、この本でも同じだと思います。

「死に物狂いで生きるのは、権利じゃなくて、義務だ」
そうおもう。
和書 > あ行 -
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