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久坂部 羊「廃用身」



「廃用身」とは脳梗塞などの麻痺で動かなくなり、回復の見込みのない手足のことをいう医学用語だそうです。

前半の説明のような文章、「これはノンフィクションだった?」と何度か思ってしまいました。
後半の編集部注の部分になってからはテンポよく読みやすい。

話の後味は悪くないのに不安な気持ちになるのはなぜか。
「自分は老人達のことを思ってすすめていたのか、それとも自分の嗜好のために熱心だったのか」という医師漆原の疑問と似たような疑問が自分の頭にも浮かんでくるからではないのでしょうか。
「グロテスクな物語を読みたいだけなのではないのか」とやや自問自答。
苦手なはずなのですが。
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